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戦闘機人 クロスワールド

明けましておめでとうございます。
新年に少しだけ更新します。

内容は以前チラッと言っていた他作品とのクロスです。
といっても今回は導入というか説明だけなんですけどねw
一応連作予定なので気長に待ってやってください。




時空管理局。
かつて数多の次元世界を管理してきたその組織は、たった一人の人物によって壊滅した。
いや、その表現は正しくないのかもしれない。
確かに組織は瓦解した。
しかしその内情は壊滅とは程遠いものだった。
管理局を破滅に追いやった人物。
その男の名はジェイル・スカリエッティ。
遙か昔の世界、アルハザードの技術を持ち、この世の叡智を結集したと言ってもいい男。
彼が生み出した人造人間、戦闘機人。
12人。
たったそれだけの戦闘機人達によって管理局はあっけなく終焉を迎えた。
もちろん彼女達の性能だけでそれを成し遂げた訳では無い。
聖王のゆりかごとそのクローン。
管理局エース達の敗北と離反。
そして管理局が行っていた不正の暴露。
全ては彼の思い描いた通りに進み、彼は時空管理局を乗っ取った。
彼が生み出した戦闘機人技術。
かつて適正のある者以外は改造不可能とされていた技術だが、管理局のエース達を経て
どんな人間でも改造可能となっていた。
この技術によって管理局に名を連ねた人物はそのほとんどが戦闘機人へと改造され、
スカリエッティに忠実な戦闘兵器と生まれ変わった。
といっても全員が全員ナンバーズと呼ばれる戦闘機人になった訳では無い。
スカリエッティが直々に改造し、ナンバーズと名乗れる者は限られた者達だけ。
管理局のエース級や特異な能力を持った者達だけがナンバーズの一員となれる。
そんな彼女達とその他の戦闘機人、通称『アルマー』とは戦闘能力だけでなく、
その待遇や地位にも絶対的な差がある。
アルマー達の基本性能は常人の数倍程度だが、ナンバーズの性能はさらに数十倍ともいえる。
戦闘能力は当然として、それぞれが持っていた特殊兵装や能力を強化されているからである。



そして管理局を掌握し、次元世界を統一していたスカリエッティはある発見をした。
それは平行世界の存在と移動方法である。
自分達の世界とは違う法則で動く世界。
そしてなにより興味深いのは、そのほとんどが第97管理外世界『地球』に集中している事だ。
そんな物にスカリエッティが興味を示さない訳がない。
彼はその世界すら自分の実験場にしたいと言い出した。
それに応えるのは当然ナンバーズとアルマーの面々。
創造主であるスカリエッティの願いを叶えるのは製作物である彼女達にとっては当然であり、
使命ともいえる。
だがいざ侵略に着手しようとしていると、スカリエッティはある条件を付けくわえた。
『一気に制圧しても面白くないだろう?だから各世界を侵略するのはナンバーズ一人に
 しようじゃないか!』
これには一部ナンバーズが反対した。
それも当然といえよう。
自分達の性能があれば確かに一人でも制圧は可能だろう。
しかし愛する姉妹をたった一人で送り出すことなど彼女達にはできなかった。
だがスカリエッティの一言で彼女達はそれを簡単に受け入れた。
『方法も君達に任せる。どんな事をしてもいい。そして現地で君達のナンバーズを作る事も
 許可しよう。慰み者にするもよし、尖兵にするもよし。君達のしたいようにすればいい』
それを聞いた彼女達は各々に邪悪な笑みを浮かべていた。
ナンバーズのメンバーは全員にスカリエッティの因子が移植されており、その思考も彼に
近付いている。
各自がその秘めたる欲望に違いはあれど、それを思う存分発散して良いと言われて嬉しく
思わない者は一人もいなかった。



「失礼します」
一人の女性がナンバーズの長女であるウーノの部屋を訪れていた。
「貴方の担当世界が決まったわ」
ウーノが女性にデータを転送すると、女性はニヤリと口角をあげた。
「この世界の根幹をなしている物を踏まえた上での人選よ。質問は?」
フルフルと首を振ると、ウーノは満足そうに女性を抱きしめた。
「貴方のことを不安に思っている訳じゃないけれど、もしなにか不測の事態になったら
 すぐに連絡しなさい?私達がすぐに行くから」
母のような笑顔で微笑むウーノに女性はそっとキスをした。
「じゃあ、行ってらっしゃい。貴方の戦果、楽しみにしてるわ。色々と、ね?」
出ていく直前の女性の顔は、創造主であるスカリエッティそのものだった。





という訳でプロローグのさわりだけです。
現在の構想では一人目が決まっていて、その他のキャラは順番や方法など検討中です。
短めにして更新頻度を上げられればとも思ってますのでご容赦を。
では今年もよろしくお願いいたします。
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コメント

No title

あけましておめでとうございます。
ブログ開設を始め、去年は大変お世話になりました。
今年もよろしくお願い致します。
また先生の新作も楽しみにしております。

No title

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
いろいろ大変でしょうが、今年もよろしくお願いします。

Re: No title

遅ばせながらこちらこそよろしくお願いします。

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