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戦闘機人 クロスワールド IS編 No.1

とりあえず完成したので投下します。
月一、あるいは月二~三を目指したいものです。





インフィニット・ストラトス。
開発当初は宇宙用のマルチスーツだったソレは、今では競技用スーツとして広まっている。
今や世界中を席巻しているISは、その産業に関わるだけでも生計が立てられる程だ。
そんなISには専用の教育機関が存在する。
世界各国から選抜された女子がその能力をさらに高める為に励んでいる。
「…ふぅ」
そのIS学園に通う一人の少女。
更識簪は一人でシッピングモールを歩いていた。
元々は一人きりで行ってきたIS開発の気分転換とパーツ探しが今日の目的だったが、
結局ISの事を考えてしまっていた。
「やっぱりこんな所じゃ専門的なパーツなんて売ってないよね」
元々期待していなかったが、実際に目の当りにした時の落胆は辛いものがある。
「…なにか新作でもないか見に行こうかな?」
少しでも気を紛らわせようと、自分の好きなアニメでも見て帰ろうとしていると、
前から紫の髪を靡かせた女性が歩いてきた。
『わぁ…綺麗な人…まるでアニメのヒロインみたい…』
「?あ!ねぇ貴方!」
「え?」
視線に気づいた女性が、見とれていた簪に声をかけてきた。
「間違ってたら申し訳ないのだけれど、もしかして更識簪さん?」
「え、あ、はい。そうです…」
「良かった!突然ごめんなさいね?」
人見知りな事もあり、突然話しかけられた女性に警戒心を露わにしていた。
「私の名前はギンガ。ギンガ・スカリエッティ。最近ISの装備開発を始めた企業の者なの。
 実は代表候補生である貴方に少し依頼したい事があってね?」
「私に?」
「ええ、これから少し時間もらえるかしら?」
「っ!は、はい…」
女性、ギンガの微笑みに簪に思わず頷いてしまった。










「まずは改めて自己紹介ね。私はギンガ・スカリエッティ。ISの装備開発を主軸とした会社の秘書をしているの。よろしくね?」
「わ、私は更識簪…です。よろしくお願いします」
「ええ。こちらこそ」
二人は近場の喫茶店に移動していた。
ギンガの美貌と得も言われぬ魅力に赤面していた。
「じゃあ早速説明させてもらうわね?」
「あ、はい!どうぞ…」
「さっきも言ったけど、私の会社は新興企業なの。だからどんなに良い装備を作っても既に参入している企業を
 出し抜く事はできないのが現状なのよ」
「それは…そうでしょう…」
「そんな時に貴方の話を聞いたの。自力でISを開発している貴方の話を」
「…」
「貴方がどうして一人でISを製作しているのかは知らない。でもそんな貴方になら我が社の装備を使ってくれるかもしれないと
 思っていたの」
「…」
「どうかしら?もちろんいきなりこんな事を言われて困るかもしれないけど」
「…すみません」
赤面していた簪がそれまでの表情と打って変わって真剣に頭を下げた。
「理由、聞いてもいいかしら?」
「はい」
それから簪は自分一人でISを完成させたいと伝えた。
もちろん姉との確執は伏せたままで。
「ギンガさんの申し出は正直嬉しいです…でも私はこのISを一人で完成させるって
 決めてるです」
「…そう、残念だわ」
ギンガが残念そうな表情をすると、簪は胸を締め付けられる感覚に陥った。
「でもこれで終わりって言うのもなんだかもったない気がするわね?」
悲しみの表情から一転して妖艶とも見える表情に変わったギンガに、簪はまたも顔が赤くなった。
「そ、それは…どういう事…ですか…?」
「ウフフ…」
戸惑う簪の、ギンガはそっと手を重ねた。
「実際に話してみて感じたの。貴方の力になりたいって」
「そ、それは…」
「ええ、わかってる。貴方のIS製作には私からは関与しない。でも只の友人になるのなら
 問題ないでしょ?」
「え…?」
「もしIS関連で困ったらいつでも相談して?これでも機械には詳しいから」
「で、でも…」
「やっぱり会ったばかりじゃ不審よね」
「そ、そういう訳じゃ…」
「なら…いいでしょう?」
「ぅぅ…」
手を重ねて微笑むギンガに、簪は拒否できる状態ではなかった。
「わかりました。本当に困った時には頼らせてもらいます」
「そう!それは良かったわ!」
「ぁぁ…はぃ…」
テーブルにあった簪の手を嬉しそうに握るギンガを見て、簪はどうしていいかわからなくなっていた。
それからしばらく二人で談笑し、連絡先を交換した。
「それじゃあね?」
「はい!」
簪はこの数時間でギンガに信頼を寄せつつあった。
豊富な知識に加えて温和で優しいギンガに姉を重ねていた。
かつて仲の良かった姉。
突如として突き放された時から疎遠になった姉。
自分が意固地になっているもの分かっている。
姉が自分を想って突き放したのではないかとも思った事もある。
しかしてそれで納得できる程、簪は大人ではなかった。
そんな彼女の前に現れた女性。
かつて姉に感じたモノをギンガに感じた簪は、すっかりギンガの虜になっていた。
「フフッなんだか良い気分!これなら開発も捗りそう!」
上機嫌で去っていく簪を、ギンガは獲物を見つけた狩人のように、妖艶に微笑んでいた。









次回更新予定2/1頃
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コメント

No title

更新お疲れ様です。
一番手はやはりギン姉、そして最初の標的は簪ちゃんでしたか・・・。
簪ちゃんがウーノ姉様仕込の篭絡術でギンガ抜きには生きてはいけない心と体にされちゃうのでしょうか・・・とても楽しみです(^^)

Re: No title

やはり一番好きなキャラは外せませんでしたね!
motojiさんのように甘々イチャレズにできるよう頑張ります!

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