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ギンガ 改造

テストがてら









公開意見陳述会、その会場はスカリエッティの造りだしたナンバーズと起動兵器によって
襲撃され、管理局は甚大な被害を受けていた。
中には彼女達に誘拐された者もいた。
そのひとりであるギンガ・ナカジマはスカリエッティのアジトで傷ついた身体を修復する為、
ポッドに入れられていた。
「ドクター、鹵獲したタイプゼロは十分修復可能のようです」
「そうか・・・さて、どうしたものか」
意識の無い彼女をしり目に、スカリエッティ達は彼女の処遇を話し合っていた。
「ですがチンクの方は時間がかかります。タイプゼロ・セカンドのインヒューレント・スキルはやはり私達にとって天敵と言えますね」
「ふむ、ならばコレをチンクの代わりに使おうじゃないか!」
「では改造を?」
「ああ!だが身体はすぐに改造できるが精神の方はどうしたものか」
「意識を抑制するのはいかがですか?」
「でしたら私に良い考えがありますよぉ~」
話し合う二人にクアットロが加わってきた。
「ほう、どんな考えだい?」
「|コ《・》|レ《・》は腐っても戦闘機人、でしたら記憶操作や思考誘導も可能でしょう?」
「まあ私にかかれば簡単だね」
「でもそれだと衝撃や呼びかけに反応して元に戻ってしまう可能性が高いわ」
「それはむりやり自分の考えと違うように思わされているからですぅ~」
「おやおやクアットロ、洗脳とは得てしてそういうものだよ?時間をかければ施せば結果は違ってくるかもしれないがね」
「そこでぇ~ドクターに協力して欲しいんですがぁ~」
着々と修復されるギンガの改造計画は彼女の知らないところで進められていた。




















ギンガが目を覚ますと、そこは薄暗い部屋だった。
『此処は・・・私は確か・・・地下で戦闘機人と戦って・・・』
「お目覚めかね?」
「!?」
ぼんやりとしていた意識が何者かの声によって一気に覚醒した。
だがギンガの身体は大の字で拘束され、戦闘機人が来ていたボディスーツを着せられていた。
「くっ!私をどうするつもり?」
「おや、この状況でだいたい理解しているのではないかね?」
ニヤニヤと不快な笑みを浮かべるスカリエッティにギンガは怒りと嫌悪感を抱いていた。
その様子をギンガからは見えない場所でウーノとクアットロがコンソールを操作しながら見ていた。
「私が貴方達に簡単に従うとでも思ってるの?」
「クックック、私は君達戦闘機人の生みの親だ。君を操ることなんて簡単さ」
「ならさっさと洗脳でもすればいいじゃない!」
「おやおや、君は私の娘達と同じなんだ。そんなぞんざいに扱わないさ」
「私は貴方なんかの娘じゃない!私はクイント・ナカジマとゲンヤ・ナカジマの娘よ!」
「何を言うかと思えば・・・君は我々に造られた戦闘機人だ。人間にでもなったつもりかい?」
「たとえ生まれがどうだろうと私は人として生きる!それを母さんから教えてもらったのよ!」
「その母親は同じDNAをもっているというだけじゃないのかね?」
「違う!母さんも父さんも私達を娘として、人間として育ててくれた大切な人よ!」
「では君は戦闘機人ではなく、管理局員として我々と敵対するというのだね?」
「当然よ!たとえ貴方達のなにをされようとも私は・・・ッ!?」
「ああ、もう十分だから黙っていてくれたまえ」
反論を続けようとしたギンガは突然声が出なくなり、口をパクパクとさせるだけだった。
「・・・っ!!・・・!?」
「いやはやムダなやりとりとはいえ中々楽しかったよ」
「あらぁ~無駄とは失礼ですねぇ~ちゃぁ~んと予定通りにデータが取れたんですからぁ~」
今まで見えなかった戦闘機人が現れて警戒するギンガだったが、それもすぐに無意味となった。
「ならもう起こしている意味もないな。眠りたまえ」
「次に目が覚めた時は生まれ変わってますからねぇ~」
そんな二人の会話をおぼろげに聞きながらギンガの意識は闇に堕ちていった。

















「それでクアットロ、こんな手間をかけた理由をそろそろ教えてくれないか?」
意識を失ったギンガの前でクアットロはコンソールを弄りながらスカリエッティ達と話していた。
「ウフフ、この女を洗脳するには今までと180°違う思考にする必要がありますよね?」
「そうだね」
「だったらその思考を組み替えて、その思考が正常にすればいいんですよぉ~」
「だからドクターにあえて会話させたのね?」
「はぁ~い。ドクターと会話させてぇ記憶がどの部分にあるかを解析しましたぁ~それによりこの女の大切なモノ、嫌うモノを入れ替えれば我々に忠実な兵器の完成ですわぁ~」
「でもそれだと意識を抑制させた状態と変わらないんじゃないの?」
「ご心配なくぅ~次の作戦までこのインターフェイスとこの子を使ってさらに強固なものにしますのでぇ~」
そう言いながらクアットロは右手に一部のナンバーズが付けているインターフェイスを持ち、左手に肩を抱いたディエチがいた。
「この子の教育係を私がするの?」
「ええ、産まれは違えど私達と同じ家族ですものぉ~」
「わかった」
「ではドクター、お願いできますぅ~?」
「ああもちろんさ!クアットロも中々楽しませてくれるじゃないか!」
そしてギンガの記憶は操作され、スカリエッティやナンバーズを家族として、管理局は打倒すべき敵として書き換えれられていった。
「おはようございます、ドクター、姉様方」
改造が終了したギンガは瞳を金色に輝かせ、無表情で立ち上がった。
「ウフフ、じゃあいくつか質問ねぇ~?貴方は何?」
「私は戦闘機人です。ドクターの命令に従い、ドクターのお役に立つ為の兵器です」
「じゃあ貴方に家族はいるのぉ~?」
「いいえ、いません。しいて言えばお姉様達ナンバーズがいます」
「管理局はどう思ってるのかしら?」
「敵です。ドクターを利用し、偽りの正義を騙る偽善者の集まりです」
「貴方は局員に保護されて人間として育ったって聞いたけど?」
「あり得ません。私はドクターに生み出された戦闘機人です。それ以外何者でもありません」
今まで信じていたモノと否定してきたモノを入れ替えられたギンガは、それを当然として受け入れていた。
「改造は良好なようだね。後は任せるよ?クアットロ、ディエチ」
「了解ですぅ~」
「頑張ります」
「よろしくね」
「ああ、それから彼女の名前はトレディとでもしよう」
スカリエッティとウーノが部屋を出ていくと、クアットロも続いて出ていこうとしていた。
「じゃあディエチちゃん、さっきインストールしたデータ通りにお願いねぇ~?」
「了解、よろくしね」
「はい、ディエチ姉様」
改造されたギンガをディエチは妹として接していた。













「げっ!」
「あ、ノーヴェ」
ディエチがギンガに施設を案内していると、目の前にノーヴェが歩いてきた。
「紹介するね、今度私達の妹として造られたトレディだよ」
「トレディです、よろしくお願いしますノーヴェ姉様」
「お、おう」
ノーヴェはギンガを回収する際に一度見ている程度だが、ギンガが改造されてからナンバーズ
全員にインストールされたデータによって彼女が新たな妹として認識していた。
「一応私が教育係りだから」
「まあアタシにゃ関係ないけどな。だけどあの鉢巻はアタシが殺るからな」
「鉢巻って・・・ああ、チンク姉を追い詰めたノーヴェ似の?」
「あんなのと一緒にすんな!」
二人のやり取りを見ていたギンガに妹だったスバルの事が浮かんできた。
しかし今のギンガにとって彼女は愚かな敵としか見えていなかった・・・はずだった。
スバルの事を考えると何か違和感を感じる。
今の自分は本当に正しいのか?
「んんっ!!」
「うおっ」
「どうしたの?」
そこまで考えた所でギンガの着ているスーツが締め付けられ、ギンガは快楽を感じていた。
彼女の頭に取り付けられたインターフェイスは、彼女の思考とスーツを制御していた。
ギンガが今の思考に違和感を感じたり、余計な事を思い出そうとするとスーツを締め付け、その事に快楽を感じるように改造されたギンガの思考を快楽で鈍らせていた。
そして鈍くなった思考に改めて今の情報を植え付ける。
つまりギンガが以前の自分を思い出そうとすればする程新たな自分になっていくという状態だった。
「申し訳ありません。思考にノイズが走って調整していました」
「んだよ、驚かせんなよ」
「大丈夫?ドクターに見てもらう?」
「申し訳ありません、ノーヴェ姉様。ご心配には及びません、ディエチ姉様」
「そうか、じゃあな」
「うん」
「はい」
未だ機械のようなギンガを見てノーヴェは興味が失せたのか、二人と別れていった。
























それからギンガは幾度となくスーツを締め付けられ、快楽に染まっていった。
快楽を抑えきれない時はディエチやクアットロに手伝ってもらい、処理していた。
そうしてギンガは完全にトレディとして生まれ変わり、改造される前のように振舞っていた。
「おうトレディ、ちょっといいか?」
「アタシらと模擬戦するッスよ~」
それはノーヴェ達ナンバーズも同じで、彼女が最初から妹だったとして接していた。
「いいですか、ディエチ姉さん?」
「うん、なんなら私も参加するよ?」
「おっイイッスね~ならタッグで訓練ッスよ~」
「妹だからって手加減しねーからな」
「望むところです」
「私だってトレディとなら負けないよ?」
四人は仲睦まじく訓練場に歩いて行った。
その様子をクアットロ達はモニター越しに見つめていた。
「いかがですかドクター?いまや立派に我々ナンバーズの一員ですよ?」
「ふむ、たった数日でコレは凄いじゃないか!」
「ウフフ、お褒めにあずかり光栄です♪」
「これなら実戦投入も可能だな」
「そうね、チンクの代わりに投入しましょう。その為にはさらに改造が必要ですが・・・」
「それなら私に任せたまえ。ちょうど彼女のオリジナルを調べていて思いついたことがあるんだ!」
冷静に分析するトーレとウーノを余所に、スカリエッティは楽しそうに立ち上がった。
そしてトレディとなったギンガはスカリエッティに呼び出された。
「これから君を管理局と戦えるように改造する。いいね?」
「はい、お願いしますドクター」
スカリエッティを見つめるギンガの瞳はスカリエッティに対する尊敬で埋め尽くされていた。
自身を造りだしてくれた創造主であり、偽善を謳う管理局を打倒する為に自分をつかってくれる。
今回の改造もその為と思えばギンガにとって感謝以外の気持ちが浮かぶことはなかった。
そしてギンガが目を覚ますと改造は終了していた。
「ではトレディ、追加した武装を使ってみたまえ」
「了解です」
ギンガは左手に装着された白いノーヴェの固有武装と似たナックルを見つめると、手首が回転し
ドリルのようになった。
そして両足には同じ色のローラーがあった。
「左手は固有武装、そして両足はオリジナルが使っていた物を流用した物よ」
「貴方のISはオリジナルが持っていた固有魔法を自在に操る物だからねぇ~」
「なにからなにまでありがとうございます、ドクター、姉さん達」
「これで君も次の作戦に参加できるね、期待しているよ」
「はい!きゃうぅぅぅ!!」
「あらら~」
「少し設定を強くしすぎましたか?」
スカリエッティの為に働く、そう思った瞬間ギンガを襲ったのは普段の数倍の快楽だった。
「いえ・・・大丈夫です・・・」
その快楽にあてられたギンガの表情は恍惚に満ちていた。
「クックック、本人が言うなら問題ないさ、そうだろう?トレディ」
「もちろんですぅ・・・ドクターの為ですからぁああああん!!」
「ウッフッフ~これでこの子も正式にナンバーズの一員ですねぇ~」
「そうね」
悶えるギンガをスカリエッティ達は笑いながら見ていた。









作戦が始まり、ギンガ達は廃棄都市を進んでいた。
『いい?ボクらの目的は地上本部を叩く事』
「でもその前に出てくるであろう機動六課を殲滅する事」
「ドクターの為とはいえなんかめんどくさいッスね~もっとドガーっといっぺんにできないッスかね~」
「文句言うなよ、一番妹のコイツがこんなに張り切ってるんだしよ」
ノーヴェがそう言いながら前を走るギンガに目線を向けた。
「・・・」
「気合入りまくりッスね~トレディ」
「初めての実戦だし緊張しているのかもしれません」
『ならちゃんとフォローしてあげてね』
「わぁーてるよ」
他の姉妹のやりとりを聞きながら、ギンガは頬を赤くしながらスーツの締め付けを堪能していた。
『ドクターの為に戦える!こんなに気持ちいいんですもの!正しいに決まってるわ!』
スーツの快楽に染まりきったギンガにもはや局員だった記憶はあり得ないモノとして位置づけられていた。
『じゃあ作戦通りノーヴェ、ウェンディ、ディードで幻術使いを。トレディがタイプゼロ・セカンドを
それぞれ相手してね』
「なんでその配置なんスかね~」
「アタシがあの鉢巻を殺るつもりだったのに・・・」
『相手に揺さぶりをかける意味もあるから我慢して』
「私はオットーの言う通りにする」
「アタシもッス」
「わかってるよ!トレディも油断すんなよ?」
「言われなくとも!」
トレディとして生まれ変わったギンガは、スカリエッティの為にかつて妹だったスバルを捕える為に疾走していった。
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